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セックスレスの解消はこれからの日本にとっての課題

日本の長い歴史の中でセックスレス自体はあったものですが、あまり語られてこなかったように思います。しかしED治療薬や女性のセックスの有効性が認められるようになり、ここ数年でセックスレスという認識が出来てきたように思います。またそれが良くないとされる風潮も見受けられます。

セックスレスに至る経緯や原因は人それぞれです。あるに越した事はありませんが、なんでもかんでも悪いものだと決めつける前にどんなものなのかもう一度考えてみましょう。

セックスレスが普通の日本

セックスレスが普通

欧米では結婚後セックスレスになれば、離婚の危険性があると言われる程、セックスは大事なものです。ギリシャでは年間平均164回セックスをしているそうです。年間に164回もセックスしてる日本人ってAV男優さんぐらいでは? と思うほどの数です。ちなみに全世界平均が年間103回だそうで、3日に一度ぐらいの頻度です。日本はどうかというと、年間平均48回だそうです。月に2回って感じでしょうか。

新婚さんや同棲したてのカップルは別として、セックスに対して相当オープンな意識が無いと、欧米並みの回数をこなすのは難しいように思います。ただでさえ日本は家族での性の会話って、ある意味タブーだったように思います。一家団欒でテレビを見ている最中にセクシーなシーンになると一斉にだんまり、気まずい雰囲気が流れた経験はありませんか?日本での性に対する考え方は「秘め事」とされる事が多いようです。

そもそも日本って40代~50代はセックスレスになりそうな生活をしていたのではと、思う事があります。都市部の集合住宅で生活している場合、子供が大きくなると起きている時間にセックスするのは難しくなります。子供が遅い時間に寝るのを待つと、自分たちが眠くなってしまいます。子供の頃に両親に「早く寝なさい!」と言われ「何で?」と聞くと、「子供は早く寝るものだ」という回答にはそんな意味があったのでしょうか。

そもそも熟年の夫婦やカップルがセックスすること自体が信じられない、という男女は多いのではないでしょうか。

セックスを拒む理由

セックスを拒む理由

セックスレスの理由は男女の数だけあるものです。いくつかの例を出してみると、子供が生まれることにより、男女の関係ではなく父と母の関係になった。単純に異性として興味が無くなったのもよくある理由です。

生活環境や仕事の関係でなかなか会う時間が無い場合(夜の仕事や単身赴任)は、セックスする回数は少なくなります。日々の生活でも朝早く仕事に行き、夜遅く帰ってくる平日を過ごし、たまの休みには家族サービスや趣味(スポーツなど)に時間を費やす為、夜にセックスする余力が残っていない。相当頑張らないと平日に眠気や疲れを押してセックスするのは難しいですね。

実質セックスする事が困難なEDや、女性版EDと言えるFSD(女性性機能障害)、糖尿病やうつ病の症状の方は、治療するまではセックスしようという意欲が無くなります。

その他ここ数年でトピックの増えた「不倫」や「浮気」も、相手にされているとわかると気分的にセックスする気にもならないものです。不倫・浮気相手とのセックスの方が新鮮なのでしょう。

セックスレスになりやすいカップル

セックスレスになりやすいカップル

セックスレスは夫婦だけでなく付き合っているカップルにも可能性はあります。以外かも知れませんが、仲の良いカップルがセックスレスとなる確立は高いようです。

・結婚前に同棲生活が長かった為、パートナーとして安定した関係が築かれている。
・普段から手を繋いだりキスやハグをしているので、意外と満たされていてセックスの欲求が生まれない。
・愛情があり精神的な繋がりが強くなった分、家族や親友のような関係になり欲情しない。
・共通の趣味に時間を使う。趣味については語りあうのに、セックスの話題は後回しにしてしまう。
・断り方が上手になり過ぎる。断られるのが続いてしまうと、自然と誘う方も気を使ってブレーキをかけてしまう。
・犬や猫などのペットを飼う。

この場合セックスがなくてもいいと、両者で合意していることも多く見られます。カップルの在り様は人それぞれ違うものでいいと思います。自分たちはセックスレスでも良いという選択があってもいいと思います。どちらかが不満な場合はお互い歩み寄って解決していきましょう。

セックスレスから派生する事

セックスレスから派生する事

セックスレスになるとどのような事になるでしょう。セックスの最大の理由は子供を作る事だと思いますが、若年層や適齢期でのセックスレスが増えると少子化になります。

少子化の場合は他の理由が多いですが、これもひとつの理由でしょう。

浮気や不倫も満たされないものを求めてしまう理由から起こる事もあり得ます。二人の間で肌の触れ合いが無くなり、異性として全く興味が無い状態が続き、そこへ魅力的な異性が現れ、そちらに興味が湧くのは普通の心理状態です。ただ倫理感があるので、一線を超えてないだけです。今は浮気や不倫はこれまでより以上、忌み嫌われ非難される対象になりました。

セックスレスが進むと離婚へ発展する場合もあります。一応法律では離婚の訴えが出来る項目に、「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」があります。求めても断られ続けるのが苦痛となると、一緒にいられないので離婚を要求しても良いことになります。

セックスレスだと裁判で不利な立場になるようで、最悪の場合慰謝料を多く支払うことにもなります。

改善方法

簡単なことではありませんが、男と女はセックスに対しても考え方が違うものです。男性は射精が終わればセックスは終了ですが、女性は会話→前戯→挿入→射精→後戯とその雰囲気まで含めてでセックスと考えています。まずは男女とも充実したセックスは別のものだと頭に入れておくのがいいと思います。

さまざまな病気の改善方法が普段の生活習慣の見直しだとすれば、セックスレスの改善も生活習慣の見直しなのです。私は日々の積み重ねで改善していくものと考えます。単純に久々にセックスしたから、これでしばらくはしなくて大丈夫だとはならないものです。セックスレスも些細な日々の積み重ねによって起きるものですから。

セックスは究極のコミュニケーションと言いますが、もっと具体的なコミュニケーションが必要です。共通の話題を増やすなど、普段会話する機会を作りましょう。

「ありがとう」と言っていますか? いつもは当たり前と思っていることに対して、気遣いや感謝の言葉があれば、誰だって嬉しいものです。この人の話を聞いてみようと振り向いてくれます。

そのあとで性に関する男の望みと女の望みをぶつけ合い、納得や妥協をすれば解決が早いのではないでしょうか? 不安や心配が取れ、二人の関係が良い状態になれば、精神的にもリラックスした状態になります。まずは相手を受け入れるのが大事です。ボディタッチやハグやキスなど恥ずかしいものですが、せめて家の中ではチャレンジしてみましょう。

EDやFSDの方だってセックスは出来ます。挿入して射精するだけがセックスじゃありません。世界の幸福度ランキング1位のデンマークでは「ヒュッゲ」という文化があります。これは巣ごもりして素朴でささやか幸せを味わうのものを指しますが、恋人同士の場合裸で一緒に過ごしたりすることもヒュッゲに含まれるそうです。それにより幸せを感じるもので、そこでは挿入や射精は大きな要素ではないそうです。

もし男性がどうしても勃起して挿入したい場合はED治療薬があります。女性が挿入を嫌だという場合は愛撫に時間をかけるのもいいですし、挿入しない大人のおもちゃの活用も選択肢としてあると思います。それも信頼関係があってこそではないでしょうか?

Q&A

Q&A6

セックスレスでお悩みの方から相談を受けたものを記事にしています。原因がそれぞれありますが、どんな解決法があるのでしょうか。ぜひご覧下さい。

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